離婚事件に相手方本人じゃなくて親が出て来るケースって、意外と多いです。
話が分かる親ならいいんですけど、たいていそうじゃないのはなぜだろう。
「ご本人以外と離婚条件について協議はできません」とお断りしますが、そうすると相手方本人がその親と全く同じ話をしてきたりする。
相手方本人を説得できたと思ったら、そのあと親に相談して気が変わってしまう人。
調停の席でも自分で判断できず、「いったん持ち帰って検討する・・」なんて言って親の了解をもらってくる人。
「子どもは跡取りだから親権は譲らない」なんていう人。(それって親の意向ですよね?!)
これはほんと困りますね。というより情けない。配偶者もますます愛想がつきるというもの。「あんた大人やろ!」と言いたくなります。
もうなんなら面倒だから親を調停に連れて来れば?と言いたいくらいですが,調停の席には本人と弁護士以外入れません。
昔は入れたらしい・・という噂ですけど、やっぱり親が出て来るとめんどくさいと裁判所も悟ったんでしょうね。
離婚はどこまでも個人の問題ですから、最後は自分で判断しましょうね!!