当日相談受付中 お問い合わせ オンライン法律相談

トップページ

「離婚」を考えたとき,押さえるべき8つのポイント

不貞行為の慰謝料請求

モラルハラスメント(モラハラ)

段階・状況別のご相談メニュー

離婚の手続き-依頼から解決まで-

離婚問題を弁護士に相談・依頼したら何をしてくれるの?

中高年(熟年)の離婚

女性のための離婚に関する相談

男性のための離婚に関する相談

会社経営者と離婚について

公務員と離婚について

弁護士と他士業との違い

住宅ローンクライシス(家計の圧迫、変化への適応)

住宅ローンクライシス(陥った場合の問題点)

夫の父親(舅、義父)からのセクハラで離婚を検討されている方へ

離婚を地元の弁護士に依頼すべき理由

離婚に関するよくある質問

離婚に関する弁護士コラム

解決事例

お客様の声

離婚裁判

事務所紹介

弁護士紹介

弁護士費用

ご相談の流れ

お問い合わせ

サイトマップ

弁護士に相談できること さくらのたより スタッフのひとりごと

面会交流

面会交流
 


 

1 面会交流とは

面会交流とは,親権者とならなかった親が子どもと交流する機会を言います。

離婚してもお子さんのことについては協力し合える夫婦であれば、特に面会交流について具体的に決めておく必要はありません。

しかし、離婚後に連絡をとることでトラブルになりそうな場合や、親権者になる予定の配偶者が面会を拒絶している場合には、あらかじめ面会の方法や回数を協議して決めておくのが良いでしょう。
 

2 面会交流の方法

面会の方法に決まりはありません。

月に1回程度、直接会って面会するのが一般的ですが、離婚後も近くに住むのであれば、学校帰りに親権者でない親の家に寄って会うという方法でも構いませんし、遠方に住むのであれば夏休みや冬休みにまとめて宿泊面会をする方法もあります。

日程を合わせるのが難しいのであれば、動画や画像などを送ったり、オンラインや電話を利用した間接面会の方法も考えられます。

お子さんが大きいのであれば、親権者でない親とお子さんとの間で連絡を取り合って会うということでも良いでしょう。
 

3 面会交流について協議がまとまらないとき

協議がまとまらない場合,家庭裁判所へ面会交流調停の申立を行います。

調停でも合意できない場合には、裁判所が審判手続を経て面会交流の方法を決定します。
 

4 面会交流が制限される場合

面会交流は実施するのが原則ですが、以下のような場合には制限される場合もあります。

(1)非監護親(面会交流を求める親)に問題がある場合

子供に対するDVがあるケースや、面会のルールに違反し,今後も違反が繰り返される可能性が高いケースでは、面会が制限される場合があります。

(2)夫婦間の精神的対立が激しく,子どもの精神的安定を阻害する場合

以前は親権者(監護親)が強く面会を拒否している場合には面会を制限する裁判例が見られましたが,最近では、親の都合で子どもが片親を失うことのないよう,面会交流に対し積極的な判断が主流となっています。

(3)子どもの意思

面会を実施すべきかどうかの判断には、子どもの意思が考慮されますので、子ども自身が強く面会を拒否している場合には、面会が制限される場合があります。ただし幼児期の子どもは、監護親の意見に影響されやすく、夫婦の紛争の影響を受けやすいので、子どもの意見だけを理由に面会が制限されるとは限りません。

 

5 まとめ

離婚を争っている当事者は「あんな親なら、いない方が子どもにとって幸せ」と考えがちですが、子ども自身にとっては親であることに変わりありません。

自分の知らないところで親権者や面会交流について決められた子どもは,「自分は捨てられたのではないか」と悩むこともあるでしょう。

そのようなことにならないよう,親権や面会交流については,夫婦双方が冷静になって話し合うことを心がけましょう。
 

面会交流の解決事例

※コンテンツ内で事例をご紹介する場合、作成当時の法律に基づきますので最新の判例と異なる可能性があります

離婚原因

離婚原因

離婚は夫婦で話し合って決めるのが原則ですが、相手が離婚に応じない場合にも、以下の「離婚原因」があれば、裁判によって離婚することができます。   (1)配偶者に不貞な行為があったとき 性交渉に…

財産分与

財産分与

財産分与とは、婚姻期間中に夫婦が協力して形成した財産を清算する取り決めです。 原則として半分ずつ分与されますが、医師のように特殊技能によって高額所得を得ているケースでは割合が変動する場合があります。 …

親権・監護権

親権・監護権

  未成年のお子さんがいる場合には、離婚の際、親権者を決める必要があります。 親権者を決めるに当たっては、子どもに対する愛情の度合い、これまでの養育実績、今後の監護に対する意欲、子どもの面倒…

養育費

養育費

1 養育費はどのように決めますか。 養育費の額は離婚する夫婦が自由に決めることができますが、協議がまとまらない場合には、裁判所が使用する養育費算定基準表が参考になります。東京家庭裁判所のHPに公開され…

面会交流

面会交流

    1 面会交流とは 面会交流とは,親権者とならなかった親が子どもと交流する機会を言います。 離婚してもお子さんのことについては協力し合える夫婦であれば、特に面会交流について具…

慰謝料

慰謝料

離婚の慰謝料とは 離婚の慰謝料には、 ①「不法行為」によって精神的に傷ついたことに対する慰謝料 ②その結果,離婚することになり精神的に傷ついたことに対する慰謝料 の2種類の慰謝料が含まれます。 「不法…

年金分割

年金分割

  1 年金分割とは 夫婦の一方が多く厚生年金(共済年金)の保険料を支払っている場合に、夫婦の年金保険料納付実績を分割して、当事者の公平を保つ制度です。 将来支払われる年金を分けてもらえるの…

婚姻費用(別居期間の生活費)

婚姻費用(別居期間の生活費)

別居中も夫婦である以上お互いに助け合う義務があるため、収入の多い方から収入の少ない方へ生活費(婚姻費用)を支払う義務があります。 婚姻費用の額は、東京・大阪養育費等研究会がまとめた養育費・婚姻費用算定…

ライン予約

ライン
予約

一人で悩む前にお気軽にお問い合わせください

事務所ロゴ

弁護士法人アストラル

(旧アストラル総合法律事務所)

〒491-0858 
愛知県一宮市栄1-8-12 一宮栄ビル4F
TEL:0586-71-4545

Copyright © 弁護士法人アストラル All Rights Reserved.