夫(旦那)が浮気しているかもしれない!

a_1020007 夫(旦那)が浮気しているかもしれないと思ったあなた、怒りだったり、悲しみだったり色々な感情がこみ上げ、複雑な気持ちだと思います。まずは浮気が事実なのかどうか,十分確認する必要があります。

 以下に,夫(旦那)の浮気を疑ってご相談に来られる方がよく挙げる不審な行動を挙げてみます。

① 仕事の帰りが遅くなってきたわりに残業代が付いていない
② 以前よりも、飲み会だから帰りが遅くなるという回数が増えた
③ 泊まりの出張が増えたがどこへ行くのかはっきりしない
④ 休日出勤が増えた
⑤ 夕食を準備しておいたのに「お腹がすいていない」という
⑥ 散歩などと称して夜間に短時間外出する
⑦ 服装や髪型を気にするようになった
⑧ 今まで妻が下着を用意していたのに自分で買うようになった
⑨ 携帯電話を常に持っている・どこに置いてあるのか見当たらない
⑩ 携帯を見る回数が増えている
⑪ よくメールを打っている
⑫ 妻の就寝後にパソコンを操作している
⑬ メールや電話の履歴を消している
⑭ 携帯電話がロックされている
⑮ 会話が減った
⑯ 車の中を頻繁に掃除している
⑰ 帰宅後すぐにお風呂に入るようになった
⑱ 勤務先から自宅についた後,車の中で携帯電話を触っている
⑲ 性行為の回数が減った(しなくなった)
⑳ 家族での外出をしなくなった・以前は家族で外出しなかったのにするようになった

 夫が浮気をしていると確信して夫を問いただしたものの,夫は認めず,夫婦げんかが高じてそのまま別居することになってしまった・・・このようなケースは珍しくありませんが,これではその後,夫や浮気相手に慰謝料を請求しようにも何の証拠もありません。

 逆に浮気の証拠がきちんと用意できれば,今後離婚するかどうかもあなた次第です。浮気をしていた夫は有責配偶者ですので,原則として離婚を請求できません。十分な証拠もないまま安易に問い詰めるのは禁物・・・ということがお分かり頂けるでしょうか?
ただし,逆に証拠をつかむことが難しければ,本人に認めさせるのも一計です。

どんな証拠が必要か?

a_0150015 最近の不貞事案で,最もよく登場する証拠は携帯電話の通話履歴メール画像です。

 妻の不貞の場合には大量にやり取りしたメールが決め手になることも多いですが,夫の場合,不貞相手とのツーショットや旅行先の画像,性交渉の様子を撮影した画像など,赤裸々な画像が保存されていてこれが決め手になることがままあります。

 携帯電話から情報が得られた場合には,その情報自身の写真や,データも当然大切ですが,例えばメールであれば送受信先のアドレス,電話番号,電話帳での保存名など,浮気相手を特定する情報も重要になります。

 夫自身が浮気を認めた場合には,その様子を録音したり,その場で書面にさせることも有効です。最近ではスマートフォンのアプリに優秀な録音機能があり,とっさに録音してきたという方もみえます。以前の録音装置に比べると格段に雑音が少なく,相手に警戒心も持たれにくいため利用価値が高いと言えるでしょう。

 もちろん,夫が浮気相手とホテルへ入る様子などが撮影できればそれ以上に価値のある証拠はありませんが,見つかる可能性も高く現実的ではありません。どうしても証拠が得られない場合には調査会社を利用することも検討することになります。ただし費用は高額で,1回の調査に20~30万円を要するのが一般的です。

離婚や慰謝料を請求するには?

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 まず最初に抑えるべき点は,浮気をした夫から離婚は請求できないという点です。

 最高裁判例により,婚姻関係が破綻していたとしても,その原因を作った配偶者からの離婚請求は原則として認められません。

 従って,浮気の確たる証拠があれば,離婚するかしないか夫と浮気相手のどちらに慰謝料を請求するか(あるいは両方に請求するか)は自由に選択できるということになります。
 浮気の事実を知った上で,もう一度夫婦でやり直す道を選ぶことも可能ですし,あるいは自分に有利な条件で離婚を求めることもできるわけです。

 慰謝料請求をする道を選ぶ場合には,まずは相手(夫・浮気相手)と協議をしてみましょう。
・浮気の事実を認めるかどうか
・慰謝料をいくら,どのように支払う意思があるか

 これらを協議して,納得できる提示があれば,書面化しましょう。書面化にあたっては,離婚への影響,回収の確実性などを判断する必要がありますので,事前に弁護士に相談することを強くお勧めします。

 ただし,協議の成り行きで突然協議がまとまる場合もあります。あとになってまとまった協議内容を覆される可能性もありますので,その場合には後日にせず,とりあえずその場で簡単な書面にして相手の署名捺印をもらっておくことも有効な場合があります。

 相手(夫・浮気相手)と協議をする場合には,浮気相手の属性を把握することも非常に重要です。
・氏名
・住所
・勤務先
・家族関係
 このような浮気相手の属性は,聞き出す以外の方法で知ることが容易ではありません。相手が浮気を認めたら,すかさずできる限りの属性を聞き出すよう心がけましょう。

 協議が困難な場合には,弁護士からの督促,調停,訴訟などの法的手続が有効です。
 どのような手続を,いつの時点から行うべきか,回収の見込みなどを踏まえて選択する必要がありますので,ご本人による協議の段階から弁護士へご相談ください。

慰謝料の解決事例

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