医師である夫からのモラルハラスメントの事例

結婚後,医師である夫からモラルハラスメントが疑われる言動が相次いだ事例です。

妻の親族に対して,「俺はお前らとは違うんだ。」「お前らとは違って大事な仕事をしてるんだぞ」などと大声で怒鳴ったり,妻に対して「家事しか能がないくせにこの程度の仕事しかできないのか」「出ていけ」「お前の前で死んでやろうか。そうすればお前も俺の大事さが身に染みて分かるだろう」「お前と違って俺はすごい人間なんだぞ」などと言った発言を繰り返していました。

妻は母親に連れられてきており,妻自身は離婚を望んでいない様子で,「子どもたちのために離婚はしたくない」「自分が我慢すれば」「夫は怒っているとき以外はいい人」などという話を繰り返していました。

夫をかばっている妻から聞く話だけでも夫の言動は常軌を逸しており,妻や子どもたちの精神状態が心配されたため,妻の母親と一緒に離婚した方がいいのではないかと強く勧めましたが,結局しばらく別居したあと自宅に戻ることを選択されました。

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モラルハラスメントの事例では多くみられる傾向として,夫がそのような行動をするのには自分にも非があると妻が考えることです。また,子どもたちのために自分は我慢しなければならないという主張もよく見られます。

これは,夫から強い恐怖心を植え付けられた結果,現状を変えるために行動を起こすことができなくなり,現状には自分に非があるからこのままで良いのだ,あるいは子どものために現状のままの方が良いのだ,と自分自身に言い訳をしているのではないかと想像されます。

被害者本人に判断能力が失われているケースが多く,親族と弁護士,カウンセラーなどが協力して本人を精神的にサポートすることが必要になります。

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